引きこもりの方たちで作る演劇を観てきました

共同代表 中岡のコラム

先日、「劇団銅羅」さんのアトリエで、引きこもりの方(就学・就労していない方)たちが、ワークショップを通して演劇を作り上げるプロジェクト【Let’s try! プロジェクト in 東京~若者演劇ワークショップ~】を観劇してきました。

引きこもりの方たちがワークショップを通して、自分たちで脚本を作り、演劇に出演したり舞台製作をして、観客の前で堂々と披露されていました。

テーマは「恥知らず」 色んな規制やこうならなきゃいけないと規制されている世の中で、自分の自由なことや意見を伝えることが「恥知らず」とされている世界で、友人と出会い、経験し、自分自身が成長する物語。

私は何より、「本当に引きこもりなの!?」と思うほど、皆さんが生き生きと演劇されて、驚く感情とともに、物語も親子の葛藤や和解、友情など情熱が迸っており、とても心に響きました。

私も10代の時に学校に行けなくなり、「引きこもり」になった経験があります。そこから脱するのはとてもエネルギーがいりました。劣等感も沢山感じたことがあります。

だからこそ、現在引きこもりの方たちが、同じ目標をもって「ワークショップ」を通して、仲間と同じもの(演劇)を作り上げるプロジェクトは、とても素晴らしいですし、きっと一生の経験になると思います。

今、少し生きづらさを感じていたり、迷っていたり、色んな境遇がそれぞれあると思います。その苦しみだったりを克服したり成長に変えるには「きっかけ」が重要。

私たちはこのプロジェクトに共感するとともに、自分たちも似た思いがあるので、今後様々な取り組みを法人・個人問わず行っていこうと思います。

2022.01.20 中岡 静香

劇団銅鑼 :: Let's try! プロジェクトin東京
只今、1期生を募集中。仲間と共に舞台を創りあげる体験を通して社会参加に向けてサポートします。若者を対象にワークショップを実施。安心できる居場所づくりから始まり最後には劇団銅鑼のアトリエでオリジナル作品を上演します。

                                      

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