思考の癖
人には思考の癖がある。そして個人的には年齢や経験を重ねれば重ねるほど、それに気が付かなかったり、指摘を受けてもそれを修正できない、もしくは反発を覚えてしまうのかもしれない。
私は昔から芯が強いとよく言われた。どんな逆境があっても負けたくないという気持ちで生きてきた。そのため折れない心には自信がある。
反面、とても反発心も強いと思う。まさにはちきんだ。
だけど、私は今色々なことを経験できる立場にある。
正直それは自分が望んでいたというより、恐らく動かされたのだろうと思う。
そのため、色々な試練が訪れるのだろうと思う。
最近少し思考が変わってきた。
例えば今日会長から指摘を受けたが、それは何らかの気づきを今得ないといけないというメッセージなのではと思えるようになった。少し前の私であれば、また反抗したり自身の正当性を主張していたように思う。
それが最近は色々なことがあり、目の前で起きていることは全てが気づかされる出来事であり、他者から言われる言葉は言霊であるように思えてきた。
私の母や周囲の大人はよく困難な事象が目の前に起こった際、それに対して「気づかさせていただいている」と、有難く思うと良いと言っていた。
私はある意味この年になってやっと、それを少しだけ理解しようとしているのかもしれない。反抗心・反発心が強いままの自分ではなく、全てを気付きだと思うように思考を少し変えてみたいと思う。
結局は目の前に見える世界は、自分自身が作り出したものだ。
他者や周囲は変えられないが、自分は変えられる。
それをすこーしづつから、体感していきたいと思う。
2024.8.6 Shizuka Nakaoka